【無料プレイ可能】ブロックチェーンゲーム『GGGGG』とは?運営体制も深掘り!

投稿日:2023年3月27日 | 最終更新日:2023年5月29日

概要

GGGGGは日本の上場企業であるドリコムが開発・運営を行っているブロックチェーンゲームです。

 

シューティングアクションとバトルロイヤルを掛け合わせたゲーム性となっており、他プレイヤーとの協力プレイでも遊ぶことができるゲームとなっています。

 

画像引用元:GGGGG公式サイト

 

 

設計

この章では、GGGGGのゲームの遊び方やシステム側の諸情報を解説していきます。

 

ゲームモード

GGGGGでは、『バトルロイヤル』と『ダンジョン攻略』という2つのゲームモードが存在します。

 

バトルロイヤルは、プレイヤー同士で戦い最後の1人まで生き残ることを目指すゲームモードです。プレイヤー100人での大規模対戦や友達との協力プレイなどもあるので、各キャラクターの強みを活かして戦略を立てていきましょう。

 

     

画像引用元:GGGGG公式サイト

 

 

もう一つのゲームモードがダンジョン攻略です。

 

ダンジョン攻略は、プレイヤーがモンスター(NPC)に襲われる姫を守りながら、敵モンスターを討伐するモードです。モンスターを倒すとダンジョンを上っていき、最終的な到達階数が高いほど貰えるアイテム報酬が多くなります。

 

画像引用元:YouTube – 【生放送】リリース直前!G前予習スペシャル【GGGGG公式】

 

 

ゲームの遊び方

GGGGGはiOSまたはAndroidのスマートフォンを所有している人なら、無料でプレイが可能です。

 

具体的な遊び方については以下の記事をご覧ください。

 

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NFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)の遊び方から設計・運営方法まで発信

 

 

採用しているブロックチェーン

GGGGGではイーサリアムブロックチェーンを採用しています。

 

イーサリアムブロックチェーンはガス代(取引手数料)が他のブロックチェーンよりも少し高めです。一方で最も大きいブロックチェーンエコシステムを抱えているため、将来的な他のブロックチェーンゲームとの連携などが容易になるメリットがあります。

 

 

トークンエコノミクス

GGGGGにおけるトークンはNFTとしてのみ存在しており、いわゆる仮想通貨はありません。

 

またそのNFTも、ゲーム上のキャラのデザインを変化させるという機能のみを有しており、トークンを介したエコシステムが構築されてはいない状況です(2023年3月時点)。

 

GGGGGにおけるNFT(NFTスキン)の詳細については、本記事にて後述しております。

 

 

キャラクター

画像引用元:GGGGG 公式Twitter

 

 

GGGGGでは、自分が操作するキャラクターを6種類から選択します。

それぞれのキャラクターの特徴は以下表の通りです。

 

キャラクター 長所 短所
ファイター HP・攻撃力のバランスが良い
ナイト HPが多い 移動速度が遅い
プリースト 自分や仲間のHPが回復できる
ウィザード 高い攻撃力の魔法攻撃が出せる HPが少ない
シーフ 移動速度が速い、相手からアイテムを盗める
アーチャー 遠距離攻撃が可能

 

 

画像引用元:YouTube – 【生放送】リリース直前!G前予習スペシャル【GGGGG公式】

 

 

NFTスキン

画像引用元:GGGGG 公式Discord

 

 

基本プレイ無料のGGGGGですが、NFTスキンというアイテムを獲得するためには一定額の暗号資産(ETH)が必要になってきます(※2023年4月時点)。

 

NFTスキンとは、先述したキャラクターたちのデザインを変化させるアイテムです。所有するNFTスキンをキャラクターに装備させることによって、他のプレイヤーとは異なる特殊なデザインの操作キャラクターでゲームをプレイすることができます。

 

NFTスキンは全3,456個存在しており、そのどれもが世界に一つだけのデザインになっています。

 

さらにNFTスキン限定の機能として、NFTスキンを装備したキャラクターでバトルロイヤルモードにおける勝利数を重ねていくと、下図のような3段階の特殊エフェクトが発生するようになっています。なお、エフェクトはホーム画面時や2次流通市場での陳列時のみの表示になっており、各ゲームモード内の戦闘中は表示されません。

 

画像引用元:ドリコム – βテスト版で93.7%が「面白い」「少し面白い」と回答! カジュアル100人バトロワゲーム『GGGGG』 2023年3月31日、170カ国以上同時配信!

 

 

NFTスキンはERC-721規格のNFTとして存在しているため、NFTマーケットプレイスであるOpenSeaなどにおいて2次流通が可能となっています。

画像引用元:OpenSea – GGGGG 1st collection

 

 

コミュニティの運営方法

GGGGGはコミュニティの巻き込み方が非常に上手なブロックチェーンゲームの一つとして挙げられます。

 

GGGGGでは主にTwitterとDiscordを駆使してコミュニティの構築・運営が行われました。

 

2023年3月時点でのTwitterフォロワー数は約35,000人、Discordのメンバー数は約32000人を記録しています。

 

GGGGGの具体的なコミュニティ運営の手法については以下の記事で解説しておりますので、「ブロックチェーンゲームのコミュニティ構築方法を詳しく知りたい!」という方は是非ご覧ください。

 

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NFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)の遊び方から設計・運営方法まで発信

 

 

運営体制

ここではGGGGGの運営体制について深掘りしていきます。

 

開発・運営チーム

GGGGGは日本の上場企業である株式会社ドリコムによって開発・運営されています。

 

以下に代表的な運営メンバー・協力メンバーをまとめました。

 

 

プロジェクト代表:YSU

公式アンバサダー:魔LUCIAN

公式アンバサダー:全力まん

BCG系のインフルエンサー:のろいちゃん氏、Luin Aozora氏など

NFT系プロジェクト:NEO TOKYO PUNKSMetaSamuraiなど

 

 

特にプロジェクト代表のYSU氏は、自身のTwitter上にてGGGGGへの熱量や制作秘話等を発信しており、積極的にゲームコミュニティへアプローチしています。

 

 

2023年3月19日には公式アンバサダーの魔LUCIAN氏、全力マン氏をMCに置いたYouTubeライブを開催しており、ゲームへの期待感を持続させる施策を数多く実施しています。

 

 

 

さらにNFTプロジェクトとのコラボレーションも行っており、2023年の夏にはNEO TOKYO PUNKSとMetaSamuraiをモチーフにした新たなNFTスキンが販売されることが分かっています。

画像引用元:YouTube – 【生放送】リリース直前!G前予習スペシャル【GGGGG公式】

 

 

運営の軌跡

GGGGGの運営を時系列にまとめると以下表の通りです。

 

日時 概要
2022年9月20日 情報解禁(Twitterにて初Tweet
2022年9月21日 ゲームの事前登録を受付開始、プロモーションビデオ公開
2022年9月28日 G前登録ポイントキャンペーンを開始
2022年10月7日 Discordサーバー内WL(ホワイトリスト)の付与を開始
2022年11月18日 正式リリースの延期を発表(当初は2022年内を予定)
2022年11月25日 NFTスキンがフリーミントであることを発表
2022年12月16日 クリプト系インフルエンサーである魔LUCIAN氏全力まん氏

公式アンバサダーに就任

2022年12月22日 国内向けクローズドβテストを実施・参加者を募集
2023年1月31日 βテストを終了
2022年2月10日 正式リリース日が3月31日に決定
2023年3月25日 NFTスキンのPRE SALE1を開始(WL付与者に確定MINT)
2023年3月28日 NFTスキンのPRE SALE2を開始(先着順)
2023年3月29日 NFTのリビール(デザインお披露目)開始
2023年3月31日 世界170か国以上で同時配信(正式リリース)

 

 

運営期間中に特に盛り上がったツイートは、GGGGGのNFTスキンがフリーミントであると発表された時のツイートです。

 

上記の詳細はコミュニティ運営の記事で詳しく解説しております。関心があればコチラの記事もご覧いただけますと幸いです。

 

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NFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)の遊び方から設計・運営方法まで発信

 

 

マネタイズ

2023年4月時点においてマネタイズの方法は明らかになっていません。

 

ただし、GGGGGにはスタージェムというアイテムが存在しており、これが従来のモバイルゲームにおける課金通貨になると考えられます。

 

 

将来性

今回の記事ではGGGGGの概要や設計、その運営体制を解説してきました。

 

NFTや仮想通貨をゲームの根幹には取り入れず、あくまでゲーム体験を充実させる一つの要素として取り入れているところに、前提として面白いゲームを創りたいという運営側の意図が感じ取れます。

 

一方でクリプトコミュニティ特有の熱量の高さを活かして、効果的にゲームのグロースへつなげている印象を持ちます。

 

GGGGGがブロックチェーンゲームの垣根を超えた次世代のキラーコンテンツになることを期待して、引き続きプレイを続けていきたいと思います。

 

この記事を書いた人

EY Strategy and Consulting入社後、グローバル案件を担当する。YouTuberのコスメディレクターや広告運用を経験後、Web3領域でゼロスリー(株)を創業。ソフトバンクアカデミア14期生。

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